株主優待

【初心者向け】株主優待をリスクなしで権利取得する方法とクロス取引を一般信用取引で行う理由


このブログでは自分が度々優待クロス取引の話をしていますが、

相談人

そもそもクロス取引をすることで、何かメリットあるの?

そもそも優待クロス取引ってどういうことなの?

株を全くしない人、資産運用を始めたばかりに人も

始めはそう考えるかと思います。そこで今回は初心者の方にも分かりやすく信用取引においての一般信用と制度信用の二種類の違いについて解説していきたいと思います。
勿論専門用語についても都度、解説していきたいと思います。

auカブコム証券

そもそも株主優待の権利を取得するには?

株主優待と配当金をもらうには、権利付き最終日までに株を保有することが大前提です。

権利付き最終日とは、株主がその銘柄を保有することで株主権利を得ることができる最終売買日のことを差します。権利確定日を含む3営業日前までに株を保有することです。
その確定日は一部の銘柄を除いて、月末になりますので、その3営業日前になります。 

株主優待目的には落とし穴もある。

ただ、例えば3000円の優待品の権利を取ったものの、

翌日の権利落ち日で株価が1万円も下落⤵️⤵️
よくあることです。そんな失敗も多いはず。その下落リスクを無くすのが、クロス取引です

そもそもクロス取引とは?

クロス取引とは、「現物買いと信用売り(空売り)を、同じ株数・同じ値段で同時におこなうこと」を指します。

同じ金額で買いと売りをおこなうので、株価変動における損益は0円です

株価が動いても、お互いの損益で相殺されるので、株価変動によるリスクがなくなるのが最大の特徴です。

相談人

そんな損益の出ない取引をして意味あるんですか?

と思いの方もいるでしょう。たしかに損益も出ないですし、会社から受けとる配当金も売りポジションを持つと逆に配当金を支払うことになり一見無駄な取引といえるでしょう。

しかしクロス取引で有効なのは、株主優待の取得することです。株主優待は売りポジションで優待品を支払うということはありませんので現物を持っておけばOKです。


よって「権利付き最終日までに現物買いと信用売りを同時に約定し、権利付き最終日まで持っておき、権利落ち日以降に相殺する」というスタンスで行うと株価変動のリスク無く優待を取得することが出来ます。

※リンク先 SBI証券よくある質問

信用取引には制度信用取引と一般信用取引のふたつある。

制度信用取引と一般信用取引はSMBC日興証券のホームページが分かりやすいです。

制度信用取引とは…
そもそも信用取引は、投資家が証券会社から、資金や株式を借りることで取引が実現します。

制度信用取引は、「証券会社」から「証券金融会社」という機関から、資金や株式を借ります。

この証券会社と証券金融会社の間の取引を「貸借取引」といいます。

出典・SMBC日興証券

制度信用取引では、貸借取引が存在します。
要するに、証券会社はさらに証券を貸し出す会社に株を借りるということです。

一般信用取引は

一般信用取引は証券金融会社がなく、個人と証券会社との間で貸し借りが成立します。
投資家にとっては自由度が高い信用取引といえるでしょう。
その分、証券会社に返済する金利は、一般的に制度信用取引の金利より高くなる傾向があります。

出典・SMBC日興証券

しかし制度信用取引で売建てする場合
逆日歩というコストがかかる場合がございます。

逆日歩(ぎゃくひぶ)とは、信用取引の売り方が負担する事前に想定できないコストです。 信用売り残高が信用買い残高を上回り、株式の貸し方である証券金融会社が、貸し出せる株の不足を補うために、機関投資家などから株を借りる際に調達費用として発生します。

制度信用取引の売り建ては逆日歩というものが厄介

仮にA 株100株を制度信用取引で,現物取引とクロス取引を行った場合。

株主優待の金額が5000円相当だとした場合、1株50円の逆日歩がついてしまうと….

100株当たり5000円の手数料が発生してしまい 実際に損益は0となります。

もちろん1株100円の場合もありこの場合は1万円の手数料が発生してしまい損益は実質マイナスになってしまいます。

優待の人気の高い銘柄は、貸株の在庫がなく、機関投資家に株を借りる可能性が高くなるので、特に注意が必要です。

よって逆日歩と言うリスクがないのが一般信用取引であります。

しかし一般信用売建ての在庫に限りがあるので、

証券会社によっては異なりますが、基本的には先着順早押し、抽選といったハードルが高くなります。

しかし取得すると手数料のみのコストになりますので、ほぼリスクなく取得できます。

一般信用取引ができる代表的な証券会社は?

一般信用取引のできる証券は限られておりますが、そのなかでも

SMBC日興証券

楽天証券

auカブコム証券

が在庫数としては多い方であります。

AUカブコム証券は取引手数料は高いですが、 一般信用売りの在庫が豊富なので優待クロスの難易度は比較的に低めであります初心者の方はこちらを使うことをお勧めいたします。

おさらい

クロス取引におけるポイント

クロス取引を一般信用取引で行うメリットは
逆日歩のリスクを回避する手段として、「一般信用取引」を利用する手もある。これは、通常の「制度信用取引」とは異なり、証券会社とユーザーが相対で行う信用取引のこと。一般信用取引は、対象銘柄や貸株料、返済期限などのスペックが証券会社によって異なっている。仕組み上、逆日歩が発生しません。https://kabu.com/glossary/kabu1823.html

クロス取引とは、「現物買いと信用売り(空売り)を、同じ株数・同じ値段で同時におこなうこと」を指します。同じ金額で買いと売りをおこなうので、損益は0円です。株価が動いても、お互いの損益で相殺されるので、株価変動によるリスクがなくなるのが最大の特徴です。
「権利付き最終日までに株を買って、翌日まで持っておき、その日に相殺する」というスタンスで行っています。

最後まで読んでいただきありがとうございます。このサイトで載せている株主優待はすべてクロス取引です

慣れれば手数料のみでノーリスクで株主優待を取得できます。

銀行で預金しててもしょうがないので、各種証券口座を登録し、信用取引の申し込みをして優待生活を楽しみましょう!

初心者にはAUカブコム証券がおススメ!

今からクロス取引を行いたいという初心者の方にお勧めしたいのがAUカブコム証券の口座開設です。

なぜならAUカブコム証券は、上述の通りクロス取引で必須な「一般信用売建」の在庫がNo.1だからです。

例としてある銘柄Aの同じ日の一般信用売りの在庫はSMBC日興証券、楽天証券は1000株といった少量であるのに対し、AUカブコム証券は200000株と言った在庫数もよく見かけます。

AUカブコム証券は、上述の通りクロス取引で必須な「一般信用売建」の在庫がNo.1です。よって初心者にはお勧めの証券会社です。(SMBC、楽天証券は1000株に対し、AUカブコム証券は200000株と言った在庫数もよく見かけます)。

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テクノ
九州在住の30代専門職サラリーマン😄 社会人から貯蓄をコツコツ蓄え、独身ならではの収入と倹約のみで30歳で貯金1000万達成。現在はブログ運営、ポイ活とせどりと蓄えた貯蓄で投資と株主優待生活のハイブリット生活を実践模索中。お小遣いを有効に幸福に使う方法を提案。妻と子供に恵まれ子育ての楽しさと苦悩を実感してきます。